パソコン周辺機器の温度管理は、非常に大切です。パソコン本体についても、ＣＰＵだけでなく、グラフィックボードやメモリー、ＨＤＤやＳＤＤ等温度に弱いパーツは多く、高温になると場合によっては性能が落ちたり壊れるだけでなく、最悪発火して燃焼してしまう事もあります。こういった事を避ける為に、風通しを良くしたり、直射日光が当たるのを避けたりする必要があります。パソコン周辺機器ですので、他にもモニターも温度管理が必要ですし、ルーター等も高温になりすぎるのは良くありません。
こういった物が熱に弱く造られているわけではなく、ある程度の熱には耐えられるように作られていますが、何故故障したり発火したりするのかというと、大きな負荷がかかる事によって、想定外の温度になってしまうからです。ハイパワーなスペックのマシン等、きちんと冷却環境を整えないと、100℃近くなる事もよくあります。車のエンジンのように、発火や燃焼を利用してパワーを造り出しているわけではない為、適切な温度管理が必要になります。パソコン周辺機器に必要なのは、温度管理と他にもあります。
それは、タバコの煙や埃等が集まらないようにする事です。こういった物が集まる事で、空気の通り道が詰まってしまい、その結果冷却システムが正常に作動せず、高温になるだけでなく、発火してしまう事もあります。電気の端子にゴミが入り込み、絶縁状態になって電気が通らなくなるだけならいいのですが、最悪の場合スパークして発火、火事になってしまう事もあります。状況によっては電源を切る事の出来ない機械等もあるかもしれませんが、そういった機会ほど、小まめに掃除する等のメンテナンスは欠かせなくなります。